ベンツW202 ワゴンのルーフライニング補修
2010年 10月 16日
1998年式で走行距離が3万キロ代と、全体的にとても状態の良いお車なのですが、入庫時に拝見したルーフライニングは後部座席に垂れかかるようにルームミラーの視界を妨げていました…。
ルーフライニング表面に接着された布と土台の板との間にあるスポンジが劣化してこのような状態になってしまいます。
特に今年の夏は暑かったので、室内にこもった熱の影響が大きいのでしょう。
以前にお受けしたオーナー様を含め、月に一回など頻繁には乗らない車輌に多く見受けられる症状です。
写真はルーフライニングを取り外して補修をするため、ピラーカバーなど内装パーツをばらしている様子。
セダンと比べてワゴンは屋根の面積が広いので、取り外す手間も1.5倍かかります。
外されたルーフライニング。
補修作業後、本来の位置まで剥がれた布を本来の状態に張り直したので、あんなにあったシワが1日経ったらキレイに無くなりました。(アイロンをかけた訳ではありません)
装着作業を終え、美しい内装と役目を果たすルームミラーを取り戻したC240ワゴンは、引き続き車検のメンテナンス作業に入ります。
なかなか乗れない愛車には、週に1回でもエンジンに火をともしてあげることが機関的なトラブルもそうですし、ドアを開けて室内の空気を入れ替えることによって今回のような症状を防ぐことにも繋がりますね。
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