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THREE POINT ガレージニュース 【メルセデスベンツ専門店 カスタム&メンテナンス オフィシャルブログ】

ベンツ専門店 スリーポイントがお届けする、ベンツカスタム&メンテナンスオフィシャルブログです。

コストの掛かるウイークポイント

W210/E320が入庫しました。「ドアミラーが格納したまま立ち上がらなくなってしまったので、正常に動くように直してほしい」というご依頼です。
以前(9月4日レポート)でもご紹介しましたが、W210、W202の前期型の車輌によくある故障で、ドアミラー内部のハーネスが劣化してショートしてしまい、作動しなくなるというものです。正常に動くように直すためにはアッセンブリー交換する必要があり、部品定価がグレードにもよりますが片側で約5万5千円~7万円と大変コストのかかる厄介なトラブルです。
(写真、中)交換前にドアミラーカバーを外し、内部のハーネスを撮った写真です。このように配線の皮膜がボロボロになり、ショートしてしまいます。(写真、右)新品部品の同じ箇所です。

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90年代半ばに生産されたW140、W210、W202は歴代メルセデスのS、E、Cクラスでドアミラーを格納する機能が初めて装備された車種です。初期型ですと10年以上前に生産された車なので、こういったトラブルは、仕方の無いことかもしれませんね。
EクラスW210以降、W211マイナーチェンジ前のドアミラーはW210と似た形状ですが、格納した際にできる隙間をしっかりカバーできる構造になっています。更に今年発表されたマイナーチェンジ後のW211は(写真がないのが残念なのですが)ドアミラーの付け根が今までのデザインと大きく変わり、棒状の土台の上にドアミラーが設置される構造となりました。こうすることによりミラー格納の際に動く接点が小さくなるので、機能的なトラブルが大きく改善されているようです。

今回のような定価が高額な部品でも、弊社ではOEM(純正指定社外)品を、約40%引きでご用意することができますので、左右のドアミラーを交換した際、約4万5千円~5万5千円のコストを抑えることができます。こういった高額なメンテナンスでお困りの方も是非一度ご相談ください。

コストの掛かるウイークポイント_a0083829_20311943.jpg


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by uniex | 2006-10-28 20:31 | W210

by uniex
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